(1)ペットと共に健康に

私たちは、以下のような活動を通じて、ペットと人間が共に健康に生きていける社会の実現を目指します。

ペット保険の提供

私たちは、ペット保険の提供を通じて、ペットの病気やケガの際に、飼い主さまがためらわずに動物病院を受診し、診療費の心配をすることなく最適な治療を選択できるよう、支援しています。ペットには、人間のように公的な健康保険制度がなく、診療費は全額自己負担です。加えて、近年では、獣医療の進歩やペットの長寿化により飼い主さまへの診療費のご負担も大きくなっています。
日本では、犬の飼い主さまの89.3%、猫の飼い主さまの67.7%は、年1回以上動物病院に行くと言われています。*¹ 当社の保険は、人間の公的な健康保険と同様に、ペットの飼い主さまにとってご利用いただける頻度が高く、ペットと共に健康に生活するうえで、なくてはならない不可欠のものです。
また、当社は、提携している動物病院で受診された場合、病院窓口で当社発行の保険証またはマイページ画面をご提示いただき、かつ保険契約の有効性が確認できた場合、その場でお客さまご負担分のみのお支払いとなり、後日保険金請求書類のご提出が不要となる、窓口精算制度を実施しています。2021年3月31日現在、窓口精算をご利用いただけるアイペット対応動物病院は、全国に5,297施設となっています。これにより、お客さまの動物病院の窓口でのご負担が減り、突然の高額な出費にも、診療費の負担感を軽減し、安心して最善の治療を受けていただきやすくなります。
私たちは、このペット保険をさらに普及させることで、より多くの飼い主さまとペットのお役に立てることを目指しています。

 

*1 一般社団法人ペットフード協会「2020年全国犬猫飼育実態調査」

ペットの病気やケガに関する情報発信、啓蒙活動

ペットは、私たちと同じ言葉を話すことができません。私たちは、ペットと共に健康に暮らすためには、ペットの病気やケガについて正しい情報を知ることで、予防や適切な対処につなげ、ペットの健康を守ることができると考え、情報発信や啓蒙活動を行っています。
「うちの子 HAPPY PROJECT」、ご契約者さま向けの「獣医さんからのお知らせ」、オウンドメディアである「ワンペディア」、「にゃんペディア」では、獣医師などの専門家が執筆、監修した信頼性の高い情報を発信し、ペットと共に健康に生きるためのお手伝いをさせていただいています。
また、私たちは「うちの子健康手帳」を作成、配布しています。これは、大切な家族の一員である犬や猫と暮らしていく上でのポイントや、健康に関することを一冊にまとめて記録できる手帳です。情報を書き留めておくことで、飼い主さま以外の方にお世話を頼むときや、病院での診察時にも便利にご利用いただくことができます。

商品改定を実施し、よりご継続していただきやすい商品へ

私たちは、2021年5月に、保険料改定を含めた商品改定を行いました。一部の年齢犬・猫の保険料が引き上げとなる一方で、これまで要望の高かった高齢層の保険料は、ペットの高齢化に伴うニーズにお応えし引下げ、保険料に一定の年齢での上限を設定するなど、継続しやすい保険料となりました。これからも、飼い主さまとペットのお役に立てるよう、より一層の企業努力を重ねてまいります。

(2)ペットと共に安全に

私たちは、災害が起きたときにもペットと人間が共に安全を確保できるよう、防災についての取組みを支援、推進していきます。

ペットの防災に関する情報発信、啓蒙活動

近年、大きな災害が続き、ペットの防災や避難に関する課題への意識も高まってきています。私たちは、災害時にも自宅内にペットがいることを知らせる目印となる「うちの子レスキューステッカー」の作成・配布や、当社が制作・配布する「うちの子健康手帳」(犬・猫版)でのペットの防災についての情報提供などを行っています。

青森県における人とペットの防災対策推進

2019年10月に青森県と締結した動物愛護に関する連携協定の具体的な取組みの一つとして、2020年5月に、ペットの防災に関する情報サイトを立ち上げました。さらに、2021年2月には、ペットと安全に避難するための避難所情報共有マップを公開しました。今後も、青森県の県民の皆さまの防災意識の向上と共に、ペットと安心して生活できる環境の構築に寄与します。

災害救助犬の育成支援

私たちは、本社の執務スペース内に「災害救助犬ボランティア・ベンダー」を設置しています。ボランティア・ベンダーとは、「ボランティア・ベンダー協会」の社会貢献型自動販売機で飲み物を1本購入すると、3円が寄付金となって指定の公益団体へ寄付できるという仕組みです。私たちは、「災害救助犬ボランティア・ベンダー」を設置することで、一般社団法人ジャパンケネルクラブの災害救助犬育成活動に寄付を行っています。

(3)ペットを飼っている人も飼っていない人も幸せに

私たちは、ペットを飼っている人だけでなく、ペットを飼っていない人もいる社会で、ペットも飼い主さまも幸せに共存していけるよう、マナー啓発に努めます。

しつけに関する情報発信、啓蒙活動

ペット飼育者でない方とも共存していくためには、ペットの最低限のしつけは不可欠です。私たちは、「うちの子 HAPPY PROJECT」や「ワンペディア」、「にゃんペディア」、「うちの子健康手帳」などで、飼い主さまにご活用いただけるしつけ情報を提供しています。

うんち処理袋配布によるマナー啓蒙

ペットと共に幸せに暮らすためには、ペットを飼っていない人ともお互いを認め合い、共存していくことが必要です。そのためには、飼い主さまがペットを飼育するうえでのマナーを守っていただくことも重要です。私たちは、オリジナルうんち処理袋を制作し、ペットに関連したイベント等で配布させていただいております。

かるた、カレンダーを児童養護施設や寄贈

私たちは、毎年、投稿いただいた写真で当社オリジナルかるた、カレンダーを制作する企画を実施しています。かるたの読み札や、カレンダーの裏面では、ペットとの共生や、動物飼育に関する正しい知識や情報を記載し、動物の適正飼養に関する啓発情報を伝えております。なお、2020年度には、全国の児童養護施設へ1,000部を寄贈しました。

(4)全ての命に愛を

私たちは、ペットの終生飼養に関する啓蒙活動や動物の福祉活動への支援などを通じ、不幸な犬や猫が減少するよう努力していきます。

青森県との動物愛護に関する連携協定

私たちは、2019年10月に、青森県と動物愛護に関する連携協定を締結しました。本協定では、互いの資源や知見を共有し、官民連携によるさまざまな取組みを通じて、「人と動物が共生する社会の実現」を推進していくことを目指しています。2021年2月には、協力して推進する具体的な取組みの一環として、一般社団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルが主催した、青森県におけるミルクボランティア育成のためのオンライン講座の開催を支援いたしました。⁠今後も、動物愛護に関わる社会課題の解決を目指し、本協定に基づく具体的な取組みを進め、青森県での動物愛護の推進を支援してまいります。

かるた、カレンダーの写真投稿企画での寄付活動

私たちは、犬や猫を飼っておられる方ならどなたでもご参加いただくことができ、投稿写真で当社オリジナルかるた、カレンダーを制作する企画を実施しています。2020年度の「うちの子カレンダー2021」制作では、過去最多となる94,241件の投稿をいただきました。
これらのキャンペーンは、1投稿につき10円をアイペットから動物福祉の支援活動へ寄付する企画としており、2020年度は、「コロナ禍における犬猫の多頭飼育崩壊レスキュー基金」へ上限となる500,000円、「NPO法人キドックス」が実施する保護犬の譲渡促進へ関わる活動へ222,790円を寄付いたしました。

「ペットのおうち」への「ノミ・マダニ駆除薬」の支援

私たちは、国内最大級のペット里親募集サイト「ペットのおうち」を運営する株式会社 Easy Communications(東京都・港区)主催の「おすそ分けプロジェクト!」を通じ、全国の犬や猫の保護団体・個人の方などへ「ノミ・マダニ駆除薬」をお届けしています。「ノミ・マダニ駆除薬」は保護された犬や猫の健康を守るため、また、感染の防止のためにも重要です。この取組みは、専用ページより当社のペット保険に新規でご加入いただくと、その売上の一部で「ノミ・マダニ駆除薬」を購入し、「ペットのおうち」を通じて保護活動団体・個人の方に駆除薬を提供するもので、2021年3月時点で、1,680本を提供させていただいています。

終生飼養に関する情報発信、啓蒙活動

ペットと暮らしていくに際しては、家族の一員である大切なペットの命に最後まで責任を持つことが求められます。また、飼い主さまがペットの一生に責任持って終生飼養することは、ペットが自然の生態系に移入し、在来生態系に影響を与えることを防ぐうえでも重要です。
私たちは、ペット保険を通じて、ペットの生涯にわたって病気やケガによる飼い主さまの経済的なご負担を減らし、ペットが最適な治療を受けられるように支援することで終生飼養に貢献すると共に、「うちの子健康手帳」や「ワンペディア」、「にゃんペディア」を通じて終生飼養の大切さについてもお伝えしています。

(5)保険会社としての信頼性の更なる向上に向けて

私たちが社会での責任を果たし、目指す社会を実現するため、私たち自身が保険会社としての基盤、体制を強化することで、より信頼される保険会社を目指します。

お客さま主義の推進

私たちは、ペット保険を通じてお客さまに安心・安全を提供するため、「お客さま本位の業務運営方針」を定め、着実に業務を行っています。

ガバナンス強化

私たちは、持続可能な社会の実現を行うためには、私たち自身が保険会社として、また、上場企業として信頼される企業である必要があると考えています。そのため、ガバナンスの強化に継続して取り組んでいます。2019年には監査等委員会設置会社へ移行し、2020年には任意の指名・報酬諮問委員会を設置するなど、取締役会の監督機能の強化を行いました。今後も、ガバナンス体制の強化に努めてまいります。

保険金不正請求防止に向けた取組み

保険金の不正請求は、ペット保険の健全な発展を阻み、保険金支払いの公平性を損なう行為であることから、あってはならないものです。私たちは、不正請求に関する情報提供窓口を設けて、不正請求に関する情報提供を広く受け付け、是正に取り組んでいます。

コンプライアンス・リスク管理の更なる強化

私たちは、保険会社としての社会的な信頼を維持するため、信頼を毀損する可能性のある重大な経営上のコンプライアンス・リスクを経営陣が主導して洗い出し、リスクマップで「見える化」することで自社にとっての影響度や優先順位を十分に検討し、ESGおよびSDGsの観点から、企業価値の向上につながるコンプライアンス・リスク管理を実践しています。

デジタライゼーションの推進によるペーパーレス化

私たちは、保険業務におけるデジタライゼーションの推進を目指し、業務自体の効率化に加え、ご契約者さま専用マイページの拡充や1 to 1のデジタルマーケティングなどの取組みを行っています。例えば、マイページでは、パソコンやスマートフォン、タブレットから、ご契約内容の照会や変更が可能です。
また、保険証がお手元にない場合、スマートフォンでマイページ画面をご提示いただくことで窓口精算のご利用が可能です。これにより、私たちはペーパーレス化にも貢献しています。

営業車にエコカーを活用

私たちの国内営業拠点数は17(5営業部、10支店、2営業所、2021年4月時点)拠点あり、各地域できめ細やかでかつ効率的な営業活動を行っています。
営業活動に伴う環境負荷低減への取組みとして、営業職員が使用している営業車にはエコカーを活用しています。

デジタル冊子化等による、地球環境保護への取組み推進

私たちは、地球環境保護のため、「普通保険約款・特約」および「ご契約のしおり」の冊子での送付を省略させていただくことで、帳票作成にかかる紙などの資源・エネルギーの削減を目指し、ペーパーレス化を推進しております。

お取引先さまとの契約に電子契約を活用

私たちは有事の際であっても事業継続できるよう、お取引先さまとの契約に電子契約を導入いたしました。保険会社としての役割・機能を果たすための体制維持、強化に努めることで、より信頼される保険会社を目指します。

(6)「うちの子」である従業員の健やかな生活と成長に向けて

私たちにとっての「うちの子」である従業員とペットが健やかに生活し、成長できるよう、WLB(ワークライフバランス)を実現する働きがいのある職場環境の整備、強化を進めます。

ペット休暇、ペット忌引きの導入

私たちは、2016年7月より犬・猫と一緒に暮らしている従業員を対象に、同居のペットと過ごすためのペット休暇、同居のペットが亡くなったときのペット忌引きを導入しています。2017年7月と2018年10月には、「うちの子キュート」の対象ペットである小動物に本制度の対象を拡げてまいりました。これにより、従業員が大切な家族であるペットと多くの時間を過ごせるように配慮しています。

リフレッシュ休暇取得日数の拡大

当社のリフレッシュ休暇は、一年に一度、まとめてしっかりと休みをとり、家族や、プライベートの時間を充実させてもらいたいという考えのもと、5日間の連続取得を推奨しています。

女性の活躍推進

当社の全従業員の約65%は女性が占めており(2021年3月時点)、女性の活躍を推進することは、私たちの成長にとっても不可欠です。2021年3月時点では、管理・監督職における女性の割合は約29.8%ですが、積極的に女性の登用を進め、2年以内にこれを30%まで引き上げることを目指しています。

ダイバーシティの推進

私たちは、前述の女性の活躍推進だけでなく、全ての従業員に活躍の機会を与え、多様性のあるチームが生き生きと働ける職場環境を目指しています。この一環として、若手の積極的な登用を進め、30代の部門長も複数名存在します(2021年4月時点)。また、LGBTを正しく理解し、多種多様な価値観を尊重する職場環境を目指しています。さらに、社内表彰制度を取り入れ、仲間をたたえ、認め合う組織風土づくりを行っています。

防災対策強化

私たちは、従業員の防災にも取り組んでいます。執務中に災害にあった場合、オフィスに防災用品を備蓄していても、営業職員にはすぐに対応できないケースも想定されます。そこで、営業職員の防災用品は営業車に配備するなど、常に防災対策を見直し、可能な限り最適な対策を検討しています。
また、リモートワーク体制の強化などにも取り組んでいます。

オンラインでの従業員教育

私たちは、従業員の学びの機会を確保するため、オンラインでの従業員教育を実施しています。全従業員がアクセスできるオンライン教育システムで週に1回程度のペースで教材、テストを配信し、従業員の業務知識、スキルの向上を支援しています。

在宅勤務、時差通勤を制度化

私たちは、BCPの観点から、不測の事態(感染症や自然災害など)への対応力強化を目的として、在宅勤務や時差通勤を制度化しました。昨今の世の中の状況を踏まえ、現在は、従業員の感染リスクの軽減および安全と健康への配慮を目的として、在宅勤務や時差通勤を推奨しており、在宅勤務可能部署における出社割合を45%低減しています。

障がい者雇用の促進

私たちは、全ての従業員に活躍の機会を提供し、多様な人材が活躍できる職場環境の実現を目指しています。その取組みの一環として、障がい者を雇用した農園の運営をしております。それらを通じて、障がいを持つ社員も、長期的に安心して就業・活躍できる環境を創出し、働きがいのある職場環境づくりを推進しております。